MESSAGE
「文化創造企業」
株式会社グローバルエージェンツは、世の中に新しい価値を生み出し文化を創る企業です。
誰もが多様な情報・多様な人脈・多様な機会にアクセスでき、組織に過剰依存することなく自身の軸を持ち、互いに尊重のもと自己実現に邁進していける社会こそが私達が考える持続可能な社会です。そのために潜在または顕在する社会課題を本質的に見据え、新しいライフスタイルの提案によってそのような社会を実現していくことを当社のミッションとしています。
2004年、私が大学3年のときに創業当初のfacebookやmixiなどのSNSに出会い、インターネット上でつながりを創出していく魅力に触れました。私はそれをリアルの住空間に展開したいと考え、住まいを通したソーシャルネットワークの「場」として、交流用のラウンジを付帯した新しい住宅形態「ソーシャルアパートメント」を発案し、2005年5月、大学4年にて当社を設立しました。
当時ではもちろん先例がなかったため、理解を得るのに苦労をしましたが、今では直営50棟3,000戸を数え、行政を含めて多方面で多くの認知とご評価を頂けるまでになりました。
社会における「住まい」に対する考え方も、当時より少し柔軟に、そしてオープンになったように思います。
さらに2013年より、ソーシャルアパートメント事業を通して培った「人が集まる場づくり」を応用し、周辺分野への展開も開始しました。
飲食事業では、単なる従来型飲食ではなく、住宅併設型というモデルを発案しました。
ソーシャルアパートメントは、建物の中での交流は創出してきましたが、必ずしも外とのつながりは生み出されていませんでした。
そこでソーシャルアパートメントの1階にカフェを併設し、街にもオープンにすることで、
カフェが中と外とのつながりを生み出す触媒的役割を果たし、誰もが気軽に集える街のたまり場となっています。
この「住宅併設型カフェ」という形態は、商業立地ではなく住宅街に出店可能な新しい飲食事業モデルとしても多方面からご注目頂いています。
ホテル事業では、交流型ホテルというスタイルを提案し「Meet Local, Feel Global」をコンセプトに、旅行者には地元のヒト・モノに触れる体験を、地元の人には多くの旅行者との交流を通して世界を常に身近に感じられる機会をご提供しています。
私達はこのように生み出したアイデアを、企画や単発のプロジェクトのみで終わらせず、事業として積極的に投資を行い、日々のオペレーションを通して一つ一つの事業を育てています。
そして新しい価値観やライフスタイルをその街や社会の「文化」に昇華させる。
この「文化創造」に対するコミットメントこそが、グローバルエージェンツが最も大切にしているポリシーです。
目指すのは「ブランド」ではなく「文化」。
今日よりも心豊かな明日の社会の実現に向けて社員一同、社業発展に努めて参ります。
2005年5月、東京工業大学在学中に有限会社グローバルエージェンツを設立。
大学卒業までに1物件をオープン、他2件のプロジェクトを手がける。2006年4月、ゴールドマン・サックス証券株式会社に新卒入社。マーチャント・バンキング部門にて、グローバルのファンド資金を利用した国内の不動産投資に携わり、オフィス・商業施設・ホテル・ゴルフ場・不動産関連会社などの投資案件を担当。2008年に同社シンガポール支社にてアジアでの不動産投資に従事し、2009年1月ゴールドマン・サックスを退職。2009年2月、株式会社グローバルエージェンツ代表取締役に再就任。
OUTLINE
会社名 | 株式会社グローバルエージェンツ |
代表取締役 | 山﨑 剛 |
本社所在地 | 〒150-0011 東京都渋谷区東1-29-3 |
大阪オフィス | 〒541-0054 大阪府大阪市中央区南本町1-5-11 |
沖縄オフィス | 〒900-0032 沖縄県那覇市松山2-3-11 |
設立 | 2005年5月 |
資本金 | 3,000万円 |
従業員数 | 800 名 |
免許等 | 宅地建物取引業者(東京都知事(4)第88055号 |
事業内容 |
1. 隣人交流型賃貸住宅「ソーシャルアパートメント」の開発・運営 2. ライフスタイルホテルの開発・運営 3. ワークスペースの開発・運営 4. カフェ・ランドリー等生活関連店舗の開発・運営 5. 直営物件を利用したプロモーション・ロケーションサービス |
売上高 |
84億円(2024年3月期) |
取引金融機関 | 多摩信用金庫、商工組合中央金庫、 みずほ銀行、 千葉銀行、 三井住友銀行、東京スター銀行、日本政策金融公庫、西武信用金庫、東日本銀行、京葉銀行、 新銀行東京、 りそな銀行、第四銀行、横浜銀行、さわやか信用金庫、武蔵野銀行、沖縄振興開発金融公庫、琉球銀行、沖縄銀行、沖縄海邦銀行 |
審査委員コメント:
アパートから集合下宿へと、時代を逆行させる価値提案と
デザインが、逆に未来志向を感じさせ、ユニークである。
審査委員コメント:
現代の都市が抱える近隣交流・つながりの希薄化という
社会課題に対して、住人同士が交流できる共有部を設け、コミュニティを創出することで解決していく点が、斬新であり社会的意識の高い取り組みとしてご評価を頂きました。
審査委員コメント:
多摩中央信用金庫が、創立70周年を記念して、
平成15年に創立した表彰制度。新しいビジネスモデルにより地域経済の発展に貢献した中小企業、団体または個人事業主を表彰するもので、応募企業59社の中からソーシャルアパートメント事業が最優秀賞に選出されました。
本社オフィス
HISTORY